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ドラマ白い巨塔が再放送 唐沢寿明ら豪華キャストの感想評価

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ドラマ白い巨塔が再放送 唐沢寿明ら豪華キャストの感想評価

こんにちは、M&Oです。

今回はフジテレビにて現在再放送されているドラマ『白い巨塔』について書いていきたいと思います。

 

再放送もすでに結構話が進んでいるので観ている人も多いかと思います。

唐沢寿明さんが財前五郎を演じ、江口洋介さんが里見脩二を演じたフジテレビドラマ『白い巨塔』は僕が本当にハマったドラマです。

芸達者な演技の上手い俳優ばかりが出演しいることもあり、当時は俳優活動もしていたこともあり、勉強のために観ていた部分も大きかったのですが、完全に魅入ってしまうということを繰り返していました。あまりに繰り返し観ていたためドラマ『白い巨塔』のセリフは今でもかなり覚えています。それぐらいハマっていたドラマなのです。

『白い巨塔』は山崎豊子さんによる長編小説で、田宮二郎さん主演で1966年に映画化もされています。そして1978年には同じく田宮二郎さんの主演でテレビドラマ化もされています。

また2019年にはV6の岡田准一さんが財前五郎を演じ、テレビ朝日で5夜連続ドラマとして放送されて話題になりました。

俳優をやっている者であれば一度は財前五郎を演じてみたいと思っている人間も数多くいると思います。それぐらい難易度が高く魅力的な役だと思います。

僕は映画の『白い巨塔』も鑑賞しているのですが、どうしても財前五郎のイメージが唐沢寿明さんでしっくりきてしまっていて、また他の登場人物も2003年のフジテレビ制作の『白い巨塔』のイメージが根強くついてしまっているので、ちょっと違和感を覚えてしまうようになっていてそこまで入り込めませんでした。映画の方が映像作品として元祖なのですが。

それでは僕が一番思い入れが強い、現在フジテレビにて夕方15時50分から再放送されている『白い巨塔』について、感想や評価などを書いていきたいと思います。

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唐沢寿明主演ドラマ『白い巨塔』における山崎豊子の唐沢寿明への評価

唐沢寿明さんは『白い巨塔』で財前五郎を演じることにかなりのプレッシャーを感じていたそうです。そして出演が決まり、食事会のようなものが催された時に作者の山崎豊子さんとお会いし、山崎豊子さんから「あなた財前を演じるなんていい度胸しているじゃない。大丈夫?」と言葉を掛けられたそうです。山崎豊子さんは唐沢寿明さんが財前五郎に合わないのではないかと懸念されていたそうで、キャスティングに難色を示していたそうなのです。しかし話している内に唐沢寿明さんのことを「面白い男だ」と感じ、キャスティングに納得されたそうです。

そしていざ放送されたドラマ『白い巨塔』を観た山崎豊子さんは「あなたが財前で良かった。素晴らしかった、感動しました。」と最高の評価をされたそうです。

また山崎豊子さんの小説『不毛地帯』のドラマ化をプロデューサーが頼みに行った時には、「唐沢君でよろしくね」という言葉も発せられたとのことで、本当に高く評価されていたことが伺えます。実際に唐沢寿明さんはドラマ『不毛地帯』で主演をすることになりました。元々断る気もなかったと思いますが、山崎豊子さんから指名されたら断れないだろうなとも思ってしまいます(笑)

評価を覆して「あなたで良かった」と思ってもらえるって俳優としてこれ以上のことはないと思います。まさに結果を出したという感じですね。

それぐらい唐沢寿明さんの演じる財前五郎はすさまじかったのです。ドラマを観ていた人なら充分すぎるほど共感して頂けると思います。

そしてこのドラマ『白い巨塔』が稀有な見応えのある名作ドラマになっている大きな要因は唐沢寿明さんだけでなく、他のキャストの方々も魅力的でとにかく芸達者で上手い俳優ばかりだったということも大きいのです。

フジテレビドラマ『白い巨塔』の魅力的なキャストたち

唐沢寿明さん以外のキャストの方々も本当に魅力的に皆さん演じられていて、

財前又一を演じた西田敏行さんは胡散臭そうな役柄を絶妙なバランスで演じてリアリティを持たせてくれています。一歩間違えば「こんな人いないよ」となってしまうところを、ギリギリを突いて「こういう人いそう」と思ってしまうリアリティを観る者に与えてくれています。

東教授を演じた石坂浩二さんも素晴らしすぎて。東教授の弱さと強さを見ていて心が震えてしまう演技を見せてくれています。病院を去る時の見送りの人数の少なさは心が痛くなりました。もちろん東教授も大人げない部分が多々あったわけですが。そんな東教授が財前を執刀するというのも感動してしまうポイントです。

そして個人的にはこの人の演技がとても印象に残っているシーンが多く、演技の上手さに圧倒されたのが鵜飼教授を演じた伊武雅刀さんです。西田敏行さん演じる財前又一との会合中、興奮した財前又一のカツラがズレてしまっている時に、その頭を無遠慮に見ている表情は本当に秀逸です。また財前五郎が最期を迎える時に財前から「出ていけ!」と一喝された後の、去り際に財前を一瞥する表情は観ていて背中に冷たいものが走るほどでした。僕の友人はこのシーンを観た時にテレビの前で「うわっ」と声を出してしまったそうです。

さらに特筆したいのは製薬会社社員林田加奈子を演じた木村多江さんです。末期がんと診断された加奈子が仕事ばかりでプライベートの友人などがまったくいないことなどを吐露するシーンの演技は本当に心に響きます。『白い巨塔』の中でこのシーンが一番好きだという知り合いもいました。

触れないわけにはいかない里見脩二を演じた江口洋介さんですが、もちろん温かみのるある役柄を見事に演じられていて素晴らしかったのですが、元々そういった描かれ方をしていて仕方ないのかもしれませんが、個人的にはあまりにいい人過ぎてリアリティが欠けてしまっていたかなと感じる部分もありました。財前との対比でそう描かれているのだとは思いますが。

他のキャストの方々も本当に素晴らしくて、伊藤英明さんはこの時にまだ他の俳優陣に比べて力不足な部分があった感じでしたが、周りが凄すぎますしこれ以上ないほど勉強になった現場だったのではないでしょうか。誰も現場に台本を持ち込まない非常にストイックな現場だったそうですし。

唐沢寿明さん主演『白い巨塔』は歴史に残るドラマの一つだと思っています。原作がすでに面白いのに演技でも楽しませてくれる、そんなドラマなのです。

                                M&O

Source: THE ENTERTAINMENT DIARIES

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